作者 | 水無月すう |
出版社 | 角川書店 |
掲載誌 | 月刊少年エース |
巻数 | 全20巻 |
ジャンル | コメディ お色気 |
評価 | ★★★★ |
あらすじ 事前情報
桜井智樹は頭の中にエロいことしか興味がない中学生。そんな彼ののもとにある日エンジェロイドと呼ばれる羽を持った美少女ロボットが空から落ちてきて・・・・
水無月すうの人気作でありマンガだけでなくアニメ化も(それも二期)されたヒット作品です。基本的にはエロい中学生のエロいドタバタ・コメディー漫画です。ただし、掲載誌の月刊少年エースの関係上か乳首券は発行されておりません。
ネタバレ感想
可愛い絵柄の女の子がひたすらおっぱいを出しまくるエッチ漫画です。お色気と言ったほうがいいですかね。主人公の智樹と幼馴染の見月そはら、それに学校の仲間たちとひたすらエロいことや馬鹿なことをする学園漫画でもあります。
それにプラスして、本作のもう一つのメイン、というか本当はメインはこちらなのでしょうが、こちらを中心に話を進めるとするとあっという間にストーリーが終わってしまうので、エロ→エロ→ストーリー→エロ→エロ・・・みたいにエロの箸休め的にメインの話が話が進んでいきます。
こちらは空の世界、シナプスを巡る「謎解き」と「バトル」が中心となった話です。こういった話は風呂敷を広げすぎてうまく回収できなかったり打ち切りで謎を秘めたまま終わる作品が多い中、こちらはちゃんと伏線を回収した形で大団円を迎えたのでお見事だと思いました。
個人的に思うのは「エロって吹っ切れると清々しくなるんだな」ってことです。暴走に暴走を重ねた上で展開を勢いで押し切られると「なんかよくわからないけど凄いな。面白いな」とあまりの勢いに納得させられてしまいました。
様式美とも言える智樹のエロノリとそれに対するそはらのツッコミには神々しささえ感じますね。
ストーリーには大枠で不満はないですが、新大陸発見部の守形部長の家族に関するエピソードをもう少し深く掘り下げて、生徒会長も絡めてなんらかの後日談的な話(それも守形が救われる感じの話)を番外編でもいいので一話ぐらいの範囲であってもよかったな~と思いました。
人によって合う合わないはありますが、合う人にはどはまりする漫画だと思います。